選択する何か

撮るという行為は、時空連続した現実からある部分を切り取ることだと言えます。そこには選んだ何かが自分の中にあるわけで、その何かといいうものが予想以上に自分の心情や嗜好が反映されてくるのです。撮った写真を選ぶ段階になりますと、その傾向は更に顕著になり。時を経て見直すと内面の変化にしたがって新たな世界が見えてきたりするのです。