Twitter退会しました。また、現状と今後について。

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SNSの時代と言われ、私も反発しながらも、mixiから、facebook、ブログは、線維筋痛症 の啓発と治療の経過で、更新を停止してきました。

各SNSを連携して、インスタから流している方も多いのですが、私は、それぞれに特性があるので、上記のような、広報(病気のみならず、個展情報など)の場合以外は、同じ内容は上げませんでした。

facebookの活動停止に続き、Twitterは、アカウントを削除しましたので、多分二度とやることは無いと思います。
別に、居られなくなるトラブルを起こした訳でも、即時辞めたくなる不快な思いをした訳でもありません。
わたくしごときが、普通の手続きで、どこに入ろうが辞めようがどうでもいいことですよね。

それでも、なんにでも理由があるように、私の行為にも、些細な理由があるのだと思います。
宜しかったら、ご一読下さい。


私が、ネットを通じてやりたかったこととは、まず、私は写真家ですので、「写真の可能性や多様性」を、なんたら映えやら、ふぉとじぇにっく、だの、後付け押し付けられたブームによって「消費されない写真」の提示。
それと同時に「日々の中の美しさ」を提示することで、魅力度などという、これまた外から押し付けられた物差しとも無関係に、「皆さんそれぞれの日常の美しさ」に気づいて頂きたかった。よく自分たちの所には「何にもない」とか「田舎だから」とか「観光地じゃないから」とか、変な自己卑下を捨てて頂いて、皆さんの生活そのものが、実はかけがえのない、さらには取り替えることもできない。ある「美しさ」に満ちていることに気が付くことで、地に足の着いたシビックプライドの醸成を図ること。「昔は昔は、賑わいが・・・」も、大切に思い出として心の中に、おいておいて若い世代に語り継ぐと同時に、昔基準ではない、今の子どもたちが素直に見ている「今の生活の豊かさ」を、素直に認めて、際限のない欲に飲まれることのない「将来に夢を抱ける今」を見つめたい。

その次に、こうして、言葉によって、上記の概念を、世代や性別をこえて、分かりやすく伝えること。

本当は、上記の今を認めたうえで、これからの誰も経験したことのない、これからの時代における「新たな価値観」の提示。

そこまでが、私がどん底まで落とされながら、恨みや悲しみをも超えた先に見出した。私にしかなし得ない役割なのではないか。そう思い、今は理解されないでしょうが、100年後、いや、半世紀後には、必要となってくる、「新しい希望無き時代の希望ある価値観」が、いやでも必要になってくる。そう思えてなりませんし、既にその兆候は表れてきているのではないのでしょうか。

その想いを、ずっと抱きながら、群れることなく、また誰にも媚びずに、突き進んできました。

しかしながら、これから、ますますネットの時代にならざると得ないというのに、私は、その場から一歩一歩、退こうとしております。

線維筋痛症」という、思いもよらない難病を得て、人生の大半が、拷問のような痛みに占められてしまいました。
酷い時は、本当に何も出来なくなりますし、何も考えられなくなります。末期癌の方に用いる医療用麻薬を、毎日癌の方よりも多く血中に取り込み、「ロキソニンなどラグビーのやかんの水だよ」と以前、医師に言われた通り、トップクラスの痛み止めを毎日50錠近く服用しています。

それでも、痛みは抑えきれず、痛みは腕から上半身、両ひざにまで達し、杖なくしてはあまり歩けなくなりました。そんな強い薬を使い続けていて、痛みだけを抑えてくれるのならば、素晴らしいのですが、他の感覚も麻痺させられしまいます。意識喪失が毎日10時間ぐらい起こります。眠るのではありません。食卓でスプーン持ったまま、夕方まで何も記憶が無いのです。

その状態でも、一年弱は、活動してきました。支えてくださった皆様には心から感謝いたしております。

facebookの更新を停止した際に、皆様から沢山のお言葉を頂きながら、見ることも返事もかなわず。大変申し訳ありません。

心の準備も整わず、とても目を通せる状態にありません。しかしながら、先日、PCのブックマークで、たまたま飛んで、目に飛び込んできたのは、「良い作品を撮れ」というようなお言葉でした。大変申し訳ありませんが、私の作品を否定し、「写真に言葉なんて・・」と、蠅でも払うように顔をしかめ、さも侮辱したように、手で払われ、仕事も他人に横流しし、義を通してきた私を完全に切り捨て、離婚した元嫁も話合いの中で「この人がなんと言っても一番の原因だと思うよ」と看破していた人物が目に留まりました。
そこまでされて、当然、私は一切の関係を絶っておりました。しかしながら、この期におよんで、撮れとは、今までも私の動向を覗き見していたと思うと、他の方には何にも思う事のない私でも、正直、副作用以上の吐き気に襲われ胃液でも収まらず。人間どこまで浅ましいのかと、生きているのも嫌になりました。

心身の余裕も全くありませんし、人生のどん底にあって、助けるふりして蹴落とされた屈辱。私は人をそうは深く恨みません。以前ほど、気ばかり遣って、くたびれきっても、先を読み、人の和のバランスを取ることに気を配る、その私の本質はかわりませんし、恩と信には、義をもって答え、有言実行、違えたことはございません。
それは短い間ではございますが、皆様にご覧頂けたものと思っております。実際に、行動をもって、お応えしてまいりました、恥じること、後ろ指刺される覚えは、一切ございません。

このような、二つの理由によりまして、わたくしごときが、いなくなくなろうと、大勢には何も変わらないですし、
心中、お察し頂ければ幸いです。

それでもなお、私は私を信じて下さる人の為に撮り続けます。それはかわりません。
時代に逆行して、ブログもまた、使いようかもしれませんし、あるいは、もっと別の方法かもしれません。
現在は、スマホで撮影した1:1(正方形)のフォーマットで、写真を、少しだけインスタにUPしておりますが、これも、まもなくアカウント削除する方向で考えております。(2018.08.19追記)
https://www.instagram.com/tooru.yamamoto.12/?hl=ja

 
山本 透 

※なんと、いつの間にか仕様変更で、facebookとの連携が廃止になっていました。ここも止めようかなあ。